大石 卓 (おおいし たかし)
(横手市増田まんが美術館・館長)
1970年、秋田県生まれ。
増田町役場職員を経て、市町村合併により横手市職員市報を担当。
2007年 横手市増田ふれあいプラザまんが美術館担当として美術館運営と原画保存事業の立ち上げに従事。
2020年3月 横手市職員を早期退職。同年4月から横手市増田まんが美術館館長に就任。「マンガ原画アーカイブセンター」センター長就任。
2021年 さいとう・たかを劇画文化財団の理事に就任。
2023年7月 漫画分野のアーカイブを支援する法人「一般社団法人マンガアーカイブ機構」代表理事に就任。
まんが美術館の運営と産学官連携を基調とした国内全体の原画保存事業に携わっている。
田中 範子 (たなか のりこ)
(神戸映画資料館 支配人 / NPO法人プラネット映画保存ネットワーク 専務理事
) 自主上映団体や映画祭のスタッフ、映写技師等を経て、2007年の神戸映画資料館開館より支配人を務める。
併設シアターの上映企画のほか、市民参加型のフィルムアーカイブ活動に取り組む。
神戸映像アーカイブ実行委員会の事務局を担当し、神戸発掘映画祭の運営や、地域に働きかける企画を積極的に実施している。
2019年に安井喜雄館長とともにNPO法人を立ち上げ所蔵資料の調査・活用を進めている。
山脇壯介(やまわきそうすけ)
(一般社団法人日本動画協会・事務局次長 / アニメ東京ステーション担当 )
1995年 株式会社ムービックに入社。企画制作部で出版・キャラクターグッズ等の担当と共にガンダム20周年展のディレクターを担当。2003年 アニメ制作会社 株式会社グループ・タックに入社。
企画室部長・総務部長等を兼務し会社解散まで就業。
2011年 文化庁メディア芸術デジタルアーカイブ事業に関わり、一般社団法人日本動画協会に入職。
事業担当として、平成26年度まで文化庁メディア芸術デジタルアーカイブ事業を担当すると共に、経済産業省、文化庁、文部科学省事業、東京アニメセンター事業、アニメ東京ステーション事業等を兼務。事業担当として、事業全般に関わる業務に従事。
斎藤 信吾 (さいとう しんご)
(放送番組センター・専務理事)
昭和36年3月24日生。中央大学文学部卒。
昭和60年4月、社団法人(現一般社団法人)日本民間放送連盟入社後、著作権担当、放送制度担当、役員担当などを経て、平成25年にライツ・コンテンツ部長、平成30年に会長室長。並行して、平成19年に放送番組の海外展開を支える「国際ドラマフェスティバル in Tokyo」を創設し、令和2年まで事務局長を務める。その後、令和2年6月に公益財団法人放送番組センターの専務理事に就任、現在に至る。
福井健策(ふくい けんさく)
(弁護士(日本・ニューヨーク州/日本大学芸術学部・神戸大学大学院 客員教授)
1991年 東京大学法学部卒。1993年 弁護士登録(第二東京弁護士会)。米国コロンビア大学法学修士課程修了(セゾン文化財団スカラシップ)、シンガポール国立大学リサーチスカラーなど経て、現在、骨董通り法律事務所 代表パートナー。
著書に「改訂版 著作権とは何か」「誰が『知』を独占するのか」(集英社新書)、「エンタテインメントと著作権」全5巻(シリーズ編者、CRIC)、「『ネットの自由』vs.著作権」(光文社新書)、「18歳の著作権入門」(ちくまプリマ―新書)、「ロボット・AIと法」(共著・有斐閣)、「エンタテインメント法実務」(編著・弘文堂)ほか。
文化庁ほか委員、デジタルアーカイブ学会理事、緊急事態舞台芸術ネットワーク常任理事・政策部会長、日本文学振興会評議員などを務める。
http://www.kottolaw.com Twitter: @fukuikensaku
【司会】吉見俊哉 (よしみ しゅんや)
(東京大学大学院情報学環教授)
1957年、東京生まれ。
東京大学教養学部教養学科卒業。同大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学・文化研究・メディア研究専攻。集まりの場におけるドラマ形成を考えるところから、近現代日本の大衆文化と日常生活、その文化政治をテーマに研究を展開。
【著書】『都市のドラマトゥルギー』『博覧会の政治学』『メディア時代の文化社会学』『「声」の資本主義』『カルチュラル・スタディーズ』『メディア文化論』『万博と戦後日本』『親米と反米』『ポスト戦後社会』『大学とは何か』『「文系学部廃止」の衝撃』『大予言』、『戦後と災後の間』『トランプのアメリカに住む』『現代文化論』など多数。